INSについて

安全保障問題を中心に日本の長期国家戦略を策定し、提案する機関。

 

シンクタンク 国家戦略研究所

Institute for National Strategic Studies (INS)

シンクタンクの目的

・安全保障問題を中心に日本の国家戦略を提言する。
・国民に対し、安全保障に係わる真の情報を提供する。

当面の主要研究テーマ

(1)対中国戦略
(2)対北朝鮮戦略
(3)日米同盟の将来の在り方
(4)今後の自衛隊の在り方

 

【設立主旨】

 

最高顧問 浅井 隆 Takashi Asai

 

日本は今、重大な転換期にさしかかっています。にもかかわらず、私たちはこの極東の島国の上で独りよがりのパラダイムにどっぷり浸かって、まだ太平の世を謳歌しています。

しかし、世界はもう動き始めています。地球上のあちこちから動乱と変化の足音が近づいてきています。その意味で、現在の日本はあまりにも「幕末」に似ています。ただ、今の日本人は幕末の日本人と比べて、決定的に欠けているものがあります。それこそ、現実を直視する勇気、そして志と理念です。現在の日本は世界有数の生活レベルを享受できる国にはなりましたが、人間の志と資質という点では、貧弱な国家になり果てたと言わざるを得ません。特に、自らの力で自らの国を守るという気概と議論がほとんど存在しません。それこそが、最大の危機と言えるかもしれません。

北朝鮮による日本本土への核ミサイル攻撃の可能性、アメリカの長期衰退下における中国の覇権大国への野望、とりわけ習近平体制下における軍事的膨張と極東における緊張の増大――中国は数十年後には「ハワイで太平洋をアメリカと二分する」という考えを持っていると言われています。その時この国は一体、どうなってしまうのでしょうか。

そこで日本の将来を少しでも明るく確固たるものにするために、防衛(安全保障)問題をメインテーマとした本物のシンクタンクの設立が是非とも必要です。その発足に御協力頂ければ、この上ない幸せです。

 

【発足にあたって】

 

国家戦略研究所 所長 織田 邦男 Kunio Orita

 

「企業戦略」や「経営戦略」など、日本ほど「戦略」を多用する国はありません。他方、本来の「戦略」の意味は「長期的・全体的展望に立った闘争の準備・計画・運用の方法」(大辞林)であり、安全保障に用いられるのが本筋です。日本では国防や安全保障に「戦略」を結びつけるのは「戦争」をイメージするせいか、戦後は忌避されてきたと言ってよいでしょう。国家安全保障戦略が戦後初めて策定されたのは、戦後68年経った平成25年12月でした。

日本は戦後、「吉田ドクトリン」によって、一番大切な国家の安全保障を米国に委ねてきました。国の守りは米国に任せ、経済復興に専念した結果、いち早く戦後復興を成し遂げ、世界有数の経済大国になりました。その一方で最も大切なものを失ったように思います。それは、国家は国民一人一人の「義務と責任」から成り立っているという当事者意識であり、自国の安全と繁栄のための国家戦略を自ら考えることです。これまではそれで良かったのかもしれません。だが今や日本周辺には3つの核保有国、2つの共産主義国家、3つの独裁国家が存在し、3つの国と領土問題を抱えています。これまで後ろ盾であった米国の力は相対的に衰退し、しかも日本は歴史上稀に見る少子高齢化に突入しています。

このような国難に直面し、今ほど国民一人一人が自国の安全保障を真剣に考え、国難を克服して生き延びる国家戦略を考えることが求められている時代はかつてなかったのではないでしょうか。

そんな中、「日本の将来を少しでも明るく確固たるものにするために、防衛(安全保障)問題をメインテーマとした本物のシンクタンクの設立が是非とも必要」との浅井隆氏の熱い情熱を受け、今回「国家戦略研究所」が設立されました。私は今回この研究所の所長としてお手伝いすることになりました。

国家戦略は与えられるものではなく、政府が勝手に作ればいいというものでもありません。国民一人一人が当事者意識をもって考えることによって魂の入った実効性のある国家戦略が出来上がるのです。まさに福沢諭吉が主張するように「立国は公に非ず、私なり。独力の気力なき者は国を思うこと深切ならず。 愚民の上に苛き政府あり」なのです。

安全保障は国家の最も重要な役割です。国難に直面した今、安全保障を中核とした国家戦略研究のためのシンクタンクを設立し、地に足をつけた国家戦略を研究、提言すると共に、国民に対し良質な情報を提供することが強く求められています。

「国家の運命を我がことのように思う人」、これが本来の「市民」という意味だと塩野七生氏は述べておられます(「ローマ人の物語」)。他人任せであれば、当然その因果は自らが、あるいは子や孫が背負う結果となります。国家戦略研究所が「国家の運命」を我が事として考える先駆けになればとの思いで、今後微力ながら力を尽くして参る所存です。皆さんの温かいご支援、ご協力、そしてご理解をお願いすると共に、皆さんと共に国家戦略を考えることができればと願っております。

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